ryugyosoft/Ternary-Bonsai-2-27B-onwx

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Ternary Bonsai 2 27B for onwx — 2 ビットの 27B を AMD Ryzen AI の NPU だけで

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Prism ML の Ternary-Bonsai-2-27B(Qwen3.8-27B を三値の重みで学習し直したモデル)を、onwx 用に変換したものです。onwx は LLM を AMD Ryzen AI の NPU(XDNA2)だけで 動かすアプリで、このリポジトリにはモデルと、このモデル専用の NPU プログラムが入っています(アプリは別にインストールします)。

重みは三値(−1・0・+1)を 2 ビットのまま NPU に載せ、行列計算・DeltaNet・アテンション・LM ヘッドまで 1 トークンの計算をすべて NPU の 32 個の AI エンジンで行います。NPU 向けのプログラムは AI エンジンごとに手で書いてビルド済みなので、PC の上でコンパイルを待つことはありません。

Ryzen AI Max+ 395(Windows)
プロンプトの読み込み 1,000 トークンで約 9.3 秒、4,000 トークンで約 28 秒(約 110〜150 tok/s、0.3.0 の 3〜4.5 倍)
文章の生成 約 6.9 tok/s
ダウンロード 7.6 GB
使用メモリ 約 8.8 GB + 文脈 1k トークンあたり約 34 MB
ロード 数秒〜十数秒(コンパイルなし)

(onwx 0.4.0、Ryzen AI Max+ 395(Windows)で NPU の電力モードを performance にして測定。Ryzen AI 300 シリーズ(HX 370 など)も NPU は同じ 32 個の AI エンジンで、同じ方式で動きます。標準の電力モードでは NPU のクロックが下がって 2 割ほど遅くなります。電力モードは管理者の PowerShell で C:\Windows\System32\AMD\xrt-smi.exe configure --pmode performance。Windows の Copilot+ の AI 機能が NPU を使っていると遅くなることがあります)

使い方

  1. onwx(アプリ)を入れます。 Windows はスタートメニューで「PowerShell」を開き、次の 1 行を貼って Enter(Ubuntu は onwx の README の curl ... | bash)。

    irm https://huggingface.co/ryugyosoft/onwx/resolve/main/install.ps1 | iex
    
  2. タスクトレイの赤い onwx アイコンから開く onwx ウィンドウ の「モデル」タブで Ternary Bonsai 2 27B を選び、「ダウンロード」を押します(7.6 GB)。

  3. 「サーバー」タブで「ロード」を押します。

  4. 「チャット」ですぐ試せます。他のアプリからは OpenAI 互換 API として使えます(base URL は http://127.0.0.1:8100/v1)。

from openai import OpenAI
c = OpenAI(base_url="http://127.0.0.1:8100/v1", api_key="none")
r = c.chat.completions.create(model="Ternary-Bonsai-2-27B-onwx", messages=[{"role": "user", "content": "こんにちは"}])
print(r.choices[0].message.content)

動く PC

  • XDNA2 NPU の AMD Ryzen AI:Ryzen AI 300 シリーズ(Strix Point、例:Ryzen AI 9 HX 370)、Ryzen AI Max シリーズ(Strix Halo、例:Ryzen AI Max+ 395)
  • Windows 11 と AMD の NPU ドライバー(32.0.203 以降で確認)。Ubuntu は試験的(amdxdna ドライバーと XRT が必要)
  • メモリ 16 GB 以上

しくみ

  • 重み:三値の符号を 2 ビット、128 個ごとのスケールを bf16 で持つ元の MLX 2 ビット形式のまま、NPU の各 AI エンジンが読む順に並べ替えています(1 重みあたり約 2.1 ビット)。
  • 生成(1 トークンずつ):16 個の AI エンジンが重みを読みながら行列×ベクトルを計算し、8 個が DeltaNet、4 個がアテンションを受け持ちます。
  • プロンプトの読み込み:256 トークン以上は 1,024 / 2,048 トークンずつまとめ、NPU の 32 個の AI エンジン全部で 1 層ずつ処理します。行列計算は行列ユニットのブロック浮動小数点(bfp16)で、三値の重みはその層を計算する直前に NPU 上で bfp16 に展開します(展開した重みは持ち続けないので、使用メモリの増加は約 0.5 GB)。DeltaNet はチャンク単位の並列形式、アテンションは int8 のキャッシュを読むフラッシュアテンションで、途中の値は層の間も NPU のメモリに置いたままです。短いプロンプトと端数は従来どおり 32 トークンずつの int8 の経路で読みます。1 トークンずつ読んだ場合との差は、出力の分布の KL で 0.002 程度です。
  • キャッシュ:アテンションのキーと値は、ヘッドごとにアダマール行列で回転してから int8 で持ちます(0.3.0 の bf16 の半分のメモリ。出力の分布への影響は KL 0.0003 程度)。
  • 文脈:最大 262144 トークン(モデルの上限)。長いほど遅くなります。
  • 思考モードとツール呼び出しに対応しています。画像は読めません。

ファイル

ファイル 中身
blobs/L*.wgt 各層の重み(NPU が読む並び)
blobs/L*.st / L*.pf DeltaNet 層の状態の初期値・畳み込みの重み/プロンプト用の密行列
blobs/head.wgt、embed.npz LM ヘッド・単語の埋め込み
plans/ NPU プログラム(xclbin と命令列:生成用・プロンプト用(pfx/ が 1,024 / 2,048 トークンの新方式、32 トークン))
xdna.json、engine.json プログラムとモデルの設定
tokenizer.json ほか 元のモデルのトークナイザーとチャットテンプレート

ライセンス

元のモデルと同じ Apache-2.0 です。モデルの重みは Prism ML の Ternary-Bonsai-2-27B(元は Qwen/Qwen3.8-27B)に由来します。